愛犬と会話しながら歩こう!

「今日は天気がいいね」「あったかいね」など、そのとき感じたことを愛犬に話しかけてください。話しかけることで愛犬は自分のことを気にかけてくれていると感じ、うれしくなります。

愛犬が「うれしいよ!」「楽しいよ!」という視線を送ってきたら、必ず応えてあげるようにしてください。愛犬からのアプローチを見逃さないようにしましょう。

スマホを見ながら歩いている人をたまに見かけますが、これでは愛犬からのアプローチを見逃すことになり、とてももったいないと思います。それに愛犬にとってはデート中に知らない人と話し込んでいるようなもので、寂しい思いをしているかもしれません。仕事のメールなどであれば、一言断ってから返信するのがいいでしょう。

におい嗅ぎはある程度自由にさせよう!

「お散歩の効用」でも触れましたが、ワンちゃんはにおいを嗅ぐことで周囲の情報を得たり、他犬との情報交換をしています。ストレス発散の一つでもあるので、ある程度はにおい嗅ぎを自由にさせてあげましょう。

ただし、不衛生な場所は避けてください。また、拾い食いには気をつけましょう。

ノーリードや伸びるリードは気持ちが離れてしまう

ワンちゃんにとってお散歩は一日のうちで一番のイベント。ワンちゃんはその楽しみな時間を大好きな飼い主さんと一緒に過ごしたいと思っています。

ノーリードは一見ワンちゃんを自由に歩かせていて、いいことのように思えますが、当のワンちゃんは一番楽しい時間を飼い主さんに放っておかれていると思っているかも?

伸びるリードも同じで、飼い主さんと距離ができる分、気持ちも離れてしまいます。

また、ノーリードや伸びるリードは愛犬が事故にあう危険性もあります。

愛犬と楽しくお散歩するためには普通のリードがいいのです。

お散歩のときはできるだけ叱らないようにしよう

楽しみにしている時間に叱られてばかりではワンちゃんもいやになってしまいます。

飼い主さんが問題行動と思っているものには、叱らないほうがいいものもあります。お散歩で困っていることがある人は「こんなときどうする?」を見てみてください。

長距離や長時間にこだわらない

愛犬と楽しいお散歩をするには、飼い主さん自身がお散歩を楽しむ気持ちが大切です。とはいえ、時には気分が落ち込んでいたりこることもあるでしょう。

その気分のまま散歩に出ると、愛犬にも何となく伝わってしまいます。そんなときは、散歩に出る前に玄関などで「エイヤッ!」と、一度気分をリセットしてください。

体調がすぐれないときは無理せず、短縮バージョンや一回休みにしてもいいでしょう。愛犬が満足するお散歩とはいかに飼い主さんと楽しく歩けるかで、時間や距離はあまり関係ありません。

飼い主さんの愛情を十分感じ取っているワンちゃんは、飼い主さんの体調の変化もちゃんとわかっています。


Next・・・マナーを守ってほかの人にも好かれるワンちゃんにしよう!